iOSDC Japan 2020 の運営を振り返る #iosdc
こんにちは。 iOSDC Japan 2020 でコアスタッフをやっていた kiko です。
これは iOSDC Japan 2020 に運営側で関わった者のブログです。
肌触りの良いTシャツ*1 が良い!
事前準備で一番記憶に残っているのはコレですw
この "肌触りの良いシャツにしたい" 欲は、過去 iOSDC Japan 以外のイベントで芽生えた欲求でした。ただ、その時のイベントでは実行できず…。
しかし、委員長がその時のことを覚えていてくださっていて。今回シャツをつくる際に声をかけてくださり、実現に至りました。
気持ちの良い部屋着 肌触りの良いノベルティシャツができて、とても嬉しいです。シャツ作成担当の kikumoto さん、委員長の hasegawa さん、ありがとうございました…!
参加者とスタッフのハブになるよ
当日は、現地作業組のひとりでした。今年の役割は、Headquarters(HQ)。
スタッフや参加者の疑問や要望を拾って回答したり、適切なところにエスカレーションして解決したり。当日の公式 Twitter の運用も行います。
iOSDC Japan のスタッフ 5年目、HQ 担当が数年目になりました。
HQ 業についてはこれまでの経験・ドメイン知識をもとにやっているなぁと思う今日このごろです。
当日の Twitter 運用について(来年用メモ)
使用ツールは TweetDeck です。検索フィールドを複数設定できるのと、自動更新してくれるのがありがたいです。
設定しているカラムは基本的に以下です。
- 検索|#iosdc OR iosdc
- 検索|iosdc スライド OR 資料 OR speakerdeck.com
- 検索|iosdc フィードバック
- Messages
- Notifications
- User
(来年は Twitter 専任が 1−2名ほしい!スタッフ業に興味ある方はぜひ応募のときに「Twitter担当やってみたいです」って書いてほしい…!)
まとめ
例年あった筋肉痛がなく、体力的にはだいぶ楽な年でした!
ただ、半年くらい自室に引きこもっていた身には "連日外出すること" が負担だったらしく…イベント3日目は悪夢で目が覚め、イベント終了翌日の朝は「今日は一日家にいるよー!」と言いながら飼い猫を撫でまくっていました。
もし来年も似たような状況だったら、1ヶ月くらい前から毎日散歩して外出に体を慣らして挑もうと思います。
初のオンライン開催でしたが、大きな事故なく、「楽しかったなぁ」という気持ちで終えられたのは、素晴らしいトークをしてくれたスピーカーや一緒にイベントを楽しんでくれた参加者のみなさん、iOSDC Japan に価値を感じてくださっているスポンサー各社、運営に情熱をもって取り組んでいる委員長とスタッフのみんなが居たからだなぁと思います。
来年はどうやって開催するんでしょうね?
まだ全然検討がついてませんが、きっとこのイベントの運営ならみんなが楽しめる仕掛けを作るんだろうなぁと思います。来年の運営に期待。
以下、備忘録 (数少ない自アカウントツイートより)
チーズケーキというか、チーズだった。美味しかった…#iosdc スタッフ @huin さんから Mr. CHEESECAKE の差し入れが、
— kiko (@kiko_tw) 2020年9月19日
初めて食べた。美味しい…! pic.twitter.com/tYZpEChYya
(エヴァ好きにはたまらないです)今年も緒方さんと三石さんの声が聞けてしあわせ……☺️ #iosdc pic.twitter.com/0VytnglJoq
— kiko (@kiko_tw) 2020年9月20日
メルカリ社はスポンサーもしています(稟議出してくれてありがとう motokiee さん)みんなのアルバムアップロードした!
— kiko (@kiko_tw) 2020年9月20日
今年のメルカリ社運営メンバー @_sgr_ksmt さんと #iosdc #photohttps://t.co/S7hpeKNm9z https://t.co/UQkJZu3gth pic.twitter.com/v5LqLeFASl
悪夢で起きるが猫に癒されて回復した日最終日。朝から猫たちの誘惑に負ける… #iosdc pic.twitter.com/TX3nunbqJJ
— kiko (@kiko_tw) 2020年9月21日
以上
カンファレンスの当日スタッフについて - Kotlin Fest 2019の場合
これからカンファレンスを開催するという人から当日スタッフについて相談を受けたので、一例としてKotlin Fest 2019というイベントではこうだったよという情報を書きます*1。
目次
前提
- イベント当日、関わるすべての人に気持ち良く過ごしてもらいたい(参加者、登壇者、スポンサー、スタッフ)
- 当日スタッフはコアスタッフと一緒にイベントを切り盛りしてくれる大切な仲間
当日スタッフ担当者のタスク
- 募集
- 抽選
- 結果のお知らせ
- 招待(Slack & Google Driveなど)
- 担当割り振り
- 事前顔合わせ
- マニュアル作成
- 当日のオペレーション
- 打ち上げ
タスク消化スケジュール
- 1ヶ月-3週間前 募集、抽選、結果通知、招待
- 2週間前 担当割り振り共有、事前顔合わせ
- 当日まで マニュアル作成&共有、割り振り調整
- 当日の夜 スタッフ懇親会
応募フォームの項目
雑記
- 顔合わせ : 一番多いチームで5-10名。はじめましての人を当日の朝一度に覚えられないので、事前に一度会って話す
- 担当割り振り : 基本的にはコアスタッフをリーダーに。足りないところはスタッフ経験のある当日スタッフの人をリーダーに。Slackで担当channelが必要なところはchannelを作成。事前にシフトを組んでもらったり、質問に答えたり。
- 部屋担当 : 3人程度にしたけど休憩や聞きたいセッション聴講を許容したいだけ人数を増やせば良かったと思う
- マニュアル : 特に未経験の人は事前に何をやるか知りたい人も居るので、アップデート箇所は残しつつ早めに渡した
運営スタッフの担当割り振り表
Kotlin Fest 2019 関連情報
- スタッフ人数 : 計35名(コアスタッフ10名、当日スタッフ25名 ※ネットワークスタッフなし)
- イベント参加者人数 : 400-500名程度
- 公式Twitter(募集メディア) : https://twitter.com/kotlin_fest
- イベント当日の様子 : https://photos.app.goo.gl/eMtdnad7Ugt3QLBQA
さいごに
昨年*2はスタッフ計16名でほぼ誰かの知り合いという状態でした。今年は2倍以上の人数で、はじめましての人も多かったです。
もし開催が一回目でスタッフが集まらない場合や、イベント規模が大きく人数が必要な場合は、経験者を直接お誘いしたり、業者に依頼する必要があるかもしれません(有料)。
多くの人がイベントに「一般参加者」として参加したいと思う中、自分からつくる側に回りたいと思ってくださる人は稀有です。カンファレンスを継続して行う場合、当日スタッフの中から次回以降のコアスタッフや当日スタッフになる人も居るので、開催前後のフォローは厚くしておきたいというのが個人的な意見です*3。